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独特の雰囲気を持つ美しさの御影石です

およそ6500万年前、地球の奥深くでマグマがゆっくりと冷却され、地中の圧力を受けて、火成岩の一つであるやさとみかげは形成されました。淡い青みを帯びた上品な色合いと、その中に点在する石英の薄灰色が見事にコラボレーションして、独特の雰囲気を持つ美しさが醸し出されています。

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約100万㎥もの国内屈指の埋蔵量

やさとみかげは、茨城の加波山の東側、標高500m以上のところにある採掘場より産出される御影石です。全長50m、高さ35mに及ぶ採掘場は、約100万㎥もの国内屈指の埋蔵量を誇ります。加波山は山岳信仰の地であり、700以上もの礼拝地が存在していることから、その一角で採掘されるやさとみかげは、神が宿る石とも言われています。その名にふさわしく、淡い青みを帯びた上品な色合いと、点在する石英の薄灰色が見事にコラボレーションし、神秘的な美しさを醸し出す銘石です。しかも、風雪の影響を受けにくい耐久性を持っています。

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やさとみかげを「天地石」として卸しています

木の柱では、自然に生えている天地そのままに柱として使うことは当たり前に行われています。木材の天地を逆さまにして使うと、家が歪み、耐久性がなくなるからです。石材についても、同じような発想で、自然に埋蔵されている天地そのままに使えるような採掘を行いました。やさとみかげを、採掘場からそのままの向き、形で印をつけて採掘して、加工し、「天地石」として卸しております。自然の摂理を保ち、天地をそのままの状態でお墓を建てることにより、本来の石が持つパワーを発揮させ、先祖供養と子孫繁栄をもたらします。

やさとみかげは茨城の加波山より産出される御影石で、500年前から使用されてきました。光沢があり風雪による劣化が少ない石材であるため、墓石としてよく使われてきました。丈夫な上に加工しやすいという特性を持ち、茨城の職人たちにより、古くから美術工芸、灯篭モニュメントなどにも利用されている石材です。匠の技は高い評価を受けており、「真壁石灯篭」は経済産業大臣指定の伝統工芸品に指定されています。やさとみかげの採掘採石加工販売を手掛ける専門業者としてご対応いたしますので、どのようなことでもお問い合わせください。